DS2社、高精細テレビ(ハイビジョンTV)用高速高精度PLCチップで日本市場へ進出

  •  大手シリコンサプライヤーのDS2社、高速電力線通信の新規制値および計測法に対応

2006年11月7日、東京 - DS2社は本日、PLC適用が最近日本政府の認定を受けたことを踏まえ、PLC適用のEMC (電磁環境適合性)の必要条件を満たすシリコンの日本国内市場への供給に乗り出すことを発表しました。DS2社は、トリプルプレイ・ホームネットワークを含む高速電力線通信(PLC)適用に使用される高速シリコンの大手プロバイダです。トリプルプレイは現在、世界の主要モデムメーカーを通じて、サービスプロバイダや小売店へ販売されています。  

日本の新規定は、同様のヨーロッパや米国の現行規定よりも厳格なもので、日本国内で認められている2-15Mhz周波数範囲でのシグナル水準は5倍以上低く、15‐30Mhz周波数範囲では16倍も低いものです。 EMCの新規定により、PLCシリコンサプライヤー数社が厳しい立場に立たされることが予想されます。その必要条件に対応するためには、映像伝送がほぼ不可能なレベルまでスループットを引き下げなければならないからです。

東京にあるDS2社アジア営業所部長のラモン・ガルシア氏は、「DS2は新しい必要条件を満たす一方で、高精細テレビの伝送も可能なスループットレベルを保証できます。開発当初よりマルチメディアを念頭に設計されおり、プログラム可能なノッチフィルターを始めとする独自の機能を誇るDS2は、海外での幅広い実績を有しています。日本の国内市場の必要条件に対応させる最近の諸開発で、DS2のシリコンは厳格な規制限度値をクリアできる一方、高速も維持可能なことが証明されました。」と述べました。

香港、スペイン、ベルギー、イタリア、ポルトガルを始めとする海外市場の電気通信業者たちは、高度のスループット、QoS、遠隔管理、リピート機能、適用範囲の広さなどの独特の機能性を支持し、DS2社の技術をトリプルプレイ商業サービスに採択しています。DS2社の技術を利用したComtrend、Corinex、 Netgear、 Pirelli、 Telsey を含む各モデムメーカーは世界各地で実績を収め、マルチメディア・ホーム・ネットワーク製品の開発と小売店での販売にいち早く乗り出しています。

DS2社に関して
DS2 (www.ds2.es) は、電力線、同軸ケーブル、および電話線を利用したホームネットワーク、ブロードバンド接続を可能にする200 Mbps技術の世界的主要サプライヤーです。DS2社は、200 Mbpsチップセットを業界に先駆けて発表し、データ、デジタル音声、および高精細映像の同時伝送における最高速・最高度パフォーマンスのソリューションを提供しています。二大大手グループ、ユニバーサル・パワーライン・アソシエーション(UPA)-www.upaplc.org - と欧州連合共同体OPERA(オープンPLC欧州リサーチ・アライアンス)は、マルチベンダ標準認定製品を支持し、DS2技術を採用しています。   

メディア関連のお問い合わせ
Ann Whyte
DS2
+ 34 96 136 60 04
ann.whyte@ds2.es

 

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