フラクタス (Fractus) 社がミニチュアアンテナの新基準となる Micro Reach XtendTM 2.4GHzアンテナを発表

  • モバイル機器のマルチメディア機能に余裕のスペースを提供する米粒サイズの極小アンテナ

2007年3月6日、バルセロナ - フラクタル・アンテナ技術のパイオニア的な開発企業であるフラクタス社は、2.4GHz帯ISMバンドの世界最小アンテナを発表。ミニチュアアンテナの新基準を築きました。マイクロリーチ・エクステンド (Micro Reach Xtend) アンテナは、3.7mm x 2mm と、わずか米1粒ほどの大きさのため、装置設計において新しいマルチメディア機能を追加できる十分なスペースを提供するほか、装置内でのスペース削減にも大いに役立ちます。

フラクタス社の特許技術、フラクタル・アンテナ技術を用いて設計されたこのミニチュアアンテナは、Bluetoothヘッドセットと携帯電話機用に開発されました。無線LAN (Wi-Fi)、Bluetooth、Zigbeeを含む2.4GHz帯ISMバンドを利用する全ての標準機器で使用が可能です。スペースを極めて経済的に活用したフラクタル幾何学を応用し、フラクタス社は費用を削減すると同時に、スペースに占める割合に対して最大限の能力が引き出せるソリューションを生み出しました。


Fractus Micro Reach XtendTM 2.4 GHz chip antenna. PAT. US7148850.高解像度の写真をダウンロードするには、ここをクリックして下さい

フラクタス社の技術営業・顧客サポート部マネージャー、アルバート・アルガンス (Albert Algans) は、「携帯電話の製造メーカーは、さらに小さな電話機内にさらに多くの機能を欲するという、消費者の相反する要求に直面しています。新たなマルチメディア機能が市場に導入されるに伴い、これはさらに大きな課題となってきています。新しいマイクロリーチ・エクステンド・アンテナは、機器内へマルチメディアのさらなる新

機能を組み込めるだけでなく、あらゆる種類の家電機器のワイヤレス化を可能にするのです」と語っています。

マイクロリーチ・エクステンド・アンテナは、PCB上の極めて僅かな範囲しか必要としないため、マルチメディア機能を新たに内蔵するのに十分なスペースが確保されます。これにより、家電市場において求められているより小さく、より魅力的な機器に、強力な新機能やサービスを盛り込むことができるなど、設計者や製造メーカーにとって選択肢の幅が大いに広がります。

フラクタス社ではアンテナが機器内で確実に最大限の機能を果たすよう、開発サポートからテスト、承認サービスまでのフルサポートを提供しており、社内にRF (高周波) 専門家を雇うことなく、商品デザイナーがデバイス能力の開発に集中することができます。

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Fractus社について
Fractus社は、集積化が容易で、対費用効率が高く、高性能を提供する無線アプリケーション向けの小型マルチバンド・アンテナを設計、製造しています。フラクタルのユニークな空間充満技術およびマルチレベルの特性を用いた、Fractus社のアンテナは、Bluetooth®、WLAN、UWBを使用した携帯電話、ワイヤレスのコンシューマー電子製品、基地局に使用されています。Fractus社は140件の特許と特許申請によって保護された49に及ぶ発明のIPR(知的財産所有権)ポートフォリオを保有しています。この技術は、世界中でサムスン、サゲム、CSR、Atherosコミュニケーションズ、フィリップス・セミコンダクターズ、シーメンス各社のデバイスに使用されています。詳細については、www.fractus.comをご閲覧ください。


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gemma.montesinos@fractus.com

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